「万博へ行きたい!」
94歳の「おばあ」の期待に応え、開幕5日前から慌ただしく予約準備を始めて、重要なことに気付いた。
1番大事なのは「駐車場予約」だったのだ!
チケット購入は後からでも問題ない。そんなの後回し!
「おばあ」でなくても、身体が不自由な人は、
駐車場予約を優先しないと交通手段が厳しくなってしまう。
駐車場がなければ、「おばあ」は
「じゃあ徒歩で行くわ!」なんて言い出しかねない。
身体は不自由でも口だけは達者な「おばあ」のため、
必死に駐車場予約サイトと格闘開始。
クリック、リロード、「満車」の嵐。
私の指はすでにアスリート並みの俊敏さ。
私の場合は、入場日を決めるのが遅かったこともあり、近日で空いていたのは
4月20日(日)15:00枠以降。
とりあえず押さえたが、いくら何でも15時からの入場では勿体ない。
しかもこれじゃあ「そんなん遅いわ!もう晩ご飯の時間やん!」と、
「おばあ」が文句を言うに決まってる。
数日間、何度も何度も予約サイトへアクセスし、奇跡的に、
4月19日(土)13:00枠を確保。「おばあ」は大喜び。
日付が異なれば、駐車場は複数押さえることができるので、
予備日も含めて予定を組むことをお勧めする。
また、駐車場予約日の前日までのキャンセルであれば、
駐車場代は返金されるので、臨機応変に駐車場予約をする必要がありそうだ。
①駐車場予約
↓
②入場チケット購入
↓
③来場日時予約
↓
④パビリオン予約抽選
↓
⑤パビリオン当日登録
という流れがベストだと感じた。
そもそも夢洲駐車場の入庫可能数は少ない。
駐車場が空いていると言われているのは、夢洲以外の駐車場だ。
「行きたい日が決まったら、まずは駐車場を押さえないと始まらない」と言っても過言ではない。
チケットには種類があり、平日のみ入場可なものや入場期間が限定されているものなど、
種類ごとに値段が違うため、入場日に合わせたチケットを購入する方がお得。
一層、駐車場予約後にチケット購入がスムーズだ。
チケット購入で一息着きたいところだが、
その流れで必ず「来場日時予約」をしてしまおう。
忘れたら入られないなんて、もうゲームの裏ステージかと思う手順の多さに戸惑ってしまう。
「駐車場が先、チケットは後、そして来場日時予約を忘れるな!」と覚えておこう。
パビリオンの事前予約をしない場合は、ここで完了。
あとは当日を楽しむだけだ。
ここからはパビリオン予約。
パビリオンの予約抽選に挑むには、
公式チケットサイトで、入場チケットを購入、来場日時予約を完了させてから、
アプリの「マイチケット」から予約抽選ができる。
入場日までに「2か月前抽選・7日前抽選・空き枠先着予約」の3回チャンスがある。
それを逃すと、万博会場に入場してから10分後から受け付けられる「当日登録」という予約になる。
私の場合、7日前予約にぎりぎり間に合った。
締切は「8日前の23時59分まで」なので、それまでに希望を選択する必要がある。
7日前抽選に挑戦するも見事に落選。
期待はしていなかったが、少し悲しい。
体調確認も含め、報告すると、
「まぁ、くじ運が悪いのは遺伝やね」と一言。
、、、確かに。
第5希望まで選択することができるが、
5つとも違うパビリオンかつ、競争率の激しい比較的早い時間帯を希望してしまったので、
私のような選び方は避けた方がよさそうだ。
YouTubeではいろんな方が予約のコツを紹介していたので、
参考にすると賢く戦略的に予約を押さえることができると思う。
諦めずに「空き枠先着予約」にも挑戦。
「来場日時予約をした日の3日前の0時から前日の午前9時まで受け付け」なので、
15日の23時50分からスタンバイ。
スマホ片手に、電波時計と、にらめっこ。
深夜0時、サイトに繋がらず、ボタンを連打する私。
もはや指の筋トレ状態。
何度試すも、エラー、エラー、エラーではねられる。
2時前。
ついに繋がる!が、諦めモードだ。
目の錯覚か?
なんと!
押さえることができた!
7日前予約の時には気づかなかった、無かったのか?、はたまた新たにできたのか?
「車椅子やバリアフリー用の枠」があったのだ。
空いていた3つを押さえた。
・PASONA NATUREVERSE
・アラブ首長国連邦
・大阪ヘルスケアパビリオン モンスターハンターブリッジ
360度の壁面から映像が飛び出すなんて思いもしない、おばあに体験してほしかった「大阪ヘルスケアパビリオン モンスターハンターブリッジ」を押さえることができたことは本当に嬉しかった。
7日前予約で落選していたので、尚嬉しい。
他、「アラブ首長国連邦」、「PASONA NATUREVERSE」
この2つは予約無しでも入られるパビリオンではあるようだが、車椅子やバリアフリー用の枠の方が安心なため、押さえた。
「車椅子やバリアフリー枠を設けているパビリオン」があることは、
7日前予約時には見当たらなかったが、空き枠先着予約で知ることができたので、
世間的には知られていた情報なのか、少し疑問に感じた。
車椅子に座った状態の視界で人混みを過ごすことは、私たちが想像する以上に苦しいと思う。
介助する私自身も慣れないため、予想がつきにくい。
ましてや、94のおばあなので、状況によっては命の危機もある。
配慮された枠があることは私にとって、とても安心材料になった。
配慮あるパビリオンに心から感謝である。
そんなことで奇跡的に予約が叶った。
この喜びを「おばあ」へ報告。
「おっけー、モンスター退治行くわ!」
、、、違うけど、まぁいっか(笑)
入場ゲートの不安は残るが、その他の準備は整った。
あとは、おばあの体調を万全にして、当日待つのみだ。
もっとバリアフリーに配慮していることを大々的に謳ってほしいと願う。
【次回のひとりごと】
長距離移動のため、印刷までして、確認していた高速道路。
ナビ頼りは要注意!
当日、想定外なことに巻き込まれる、、、トホホホホォ(涙)
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