本日、4月12日。万博開会式。
朝起きると母から朗報が届いていた。
「車椅子の準備はできました。」
夢洲障がい者用駐車場から東ゲートまでのルートを
数字で確認すると約320m。
遠い学生の頃に走った200m走はつらかった印象しかないので、
歩行器で歩くなんて考えられない。
よくよく考えれば、「おばあ」のベッドからトイレまでの距離は5mも無い。
5か月前に一度死にかけて、なんとか歩行器で歩けるようになった「おばあ」に
その距離を歩行器で歩かせようとしていたことが、
なんと無謀な計画だったと、ハッと我に返った。
車椅子を準備してくれた母に感謝だ。
車椅子が無かったらと考えると恐ろしい。
母から「なんで車椅子で行くことを考えなかったの?」と聞かれたが、
歩行器は持っているとしか聞かされていないし、
車椅子はレンタルすることができるという発想がなかったからだ。
母のお陰で、東ゲートまでの道のりはクリアできそうだ。
それはそうと、パビリオン予約について調べねば。
公式サイトで分からないことはYouTubeで調べたらなんとかなる!と考えた私は
YouTubeでひたすら情報収集。
開幕直前なこともあり、どの動画も「パビリオン予約」の話が多かった。
もしかして、パビリオンって予約争奪戦に勝たねばいけない?楽しめない?
なんと、入場日の数ヶ月前から予約争奪は始まっているなんて露知らず。
予約ありきの万博、だから並ばない万博なのか。と思った。
どう転ぶにせよ、今から参加できるのは7日前予約からだ。
「おばあ」が万博へ行きたいと言い出したのは4月8日。
つまり開幕5日前に万博へ行く計画を立て始めたのだから、予約できなくても仕方ない。
安全が第一だし、大屋根リングと雰囲気を楽しむだけでも「おばあ」の体力では十分かもしれない。
予約は期待しないことにしたが、YouTube動画でおすすめパビリオンはチェックした。
中でも気になったのは「大阪ヘルスケアパビリオン モンスターハンターブリッジ」
360度の映像や音響、臨場感のある演出のようなので、是非とも「おばあ」に体験してもらいたい。
飛び出す映像に驚く「おばあ」を想像するとニンマリしてしまう。
現時点ではバリアフリー向けに特化されたYouTube動画は見当たらなかったが、
入場ゲート前の混雑状況や支払い方法(現金払い不可の完全キャッシュレス決済のみ)、
あると助かる持ち物などの事前情報を手に入れることができた。
どの動画も分かりやすく、大変ありがたかった。
万博開会式のYouTubeライブ動画見ながら、早速持ち物の準備を始める。
地図は、A3版をA4で印刷するのがおすすめだ。
家庭用印刷機だからか、A4版を印刷すると4枚に分かれてしまったので、
A3版をA4で印刷すると1枚にできた。
【持ち物】
・印刷したチケットのQRコード
・印刷した地図(A3用をA4で印刷するのがおすすめ)
・モバイルバッテリー
・帽子
・雨天時のカッパ
・アルコールティッシュ
・ゴミ袋
・マイボトル
・軽食
【+α 「おばあ」の持ち物】
・常備薬
・保険証
・予備のオムツ
・車椅子!!!
段々とテンションが上がり、
ミャクミャク柄のチケットホルダーを作ったりなんかもした。
安全が第一。
そして、叶うのであれば、おばあにARを体験させてあげたいと願いつつ、今日も眠る。
【大阪万博2025】90過ぎの「おばあ」を万博へ連れて行くことになったので、準備を始めたら、夢洲駐車場から東ゲートまでは意外と遠いことに気付いた話

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